転職活動を始めてから、積極的に学生時代の友人などの飲み会に出席していた時、調度、転職をする友人の為の飲み会があり、初めは、新会社の事など話をしていましたが、だんだんと仕事場での愚痴っぽくなってきたので、その友人に「自分も実は転職を考えている」と打ち明けたところ、転職活動について色々と話をしてくれました。
職人気質の職場
彼は、新卒で重機の会社に就職しましたが、昔気質と言うか職人気質の方が多く、怒鳴り散らすということが日常的に行われており、毎日理不尽な内容のことで怒られるので、納得できない日々が続いたのですが、入社して1年経つ頃には、少しずつ反論と言うか意見をするようにしたのですが、それが相手には面白くなかった様で、口も聞かなくなってしまい、業務について話をしようとしても、無視する様になった為、業務に支障が出てきたのですが、周りは、友人が悪いという雰囲気になってしまい、それが原因でストレスを貯めてしまい、体調を崩した事もあり、退職をすることにしたそうです。
年収よりも人間関係を重視
彼が転職先を探す際に重視した点は、年収が高い企業というよりもみんなで楽しくという理念の会社のほうが自分には向いていると感じて、気になった企業があったら評判などをネットの検索を使って調べ、ポジティブな意見だけではなくネガティブな意見も取り入れて自分に合いそうな会社を探したそうです。
業務的には、今後、ソフトウェア開発が伸びるのではないかと考え、プログラミングのスキル向上に力を入れている会社(研修制度や資格取得の補助など)を重点的に探したとも言っていました。
これは、プログラミングは覚えてしまえば自分の技術となり、今後の転職も踏まえて決して損になる物ではないと判断した結果だそうです。
面接では一貫性のあるストーリーを
それからは、ある程度、会社の同僚に転職活動がわかったとしてもいいと判断し、有給などを使い、面接に行きまくったと半分自嘲気味に話をしていました。
面接の際の注意点としては、面接官は、履歴書と職務経歴書を見て、なぜ辞めるのか、この会社で何がしたいのかなどを聞いてくるので、正直に話すのかちょっと脚色するのかは決めておいた方がいいと言っており、一番いけないのは、話の前後で矛盾した回答をする事だそうです。
また、こちらも真剣勝負なので、相手方に対して今持っている不満があるのであれば、その面接官にしっかりと質問した方がいいとも言っており、友人は、現在の状況と自分がしたい、考えている事を正直に答えていたので、結構落とされたそうです。
でも、今度の会社は、それに対してちゃんと答えてくれた会社だし、簡単な筆記と社長面接(2次位かと思ったら筆記後の面接が社長でビックリだったそうです)だったのですが、面接から3日後に電話にて採用と伝えられたのが決め手で転職を決めたそうです。